Profile

Author:らぼ
エキゾチックペットの診療を始めて7年。現在、北海道(札幌)の動物病院に勤務しています。
札幌にもフェレットを専門的に診る動物病院を作れないかと模索中。
掲載されている情報を獣医師が診療行為に利用する場合には必ず自己責任でお願いします。
診療の受付は行なっておりませんのでご了承ください。

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
全記事表示
全タイトルを表示
小動物医療における遺伝子診断
最近は犬猫においても遺伝子診断ができる疾患のうち、いくつかはコマーシャルレベルで遺伝子診断が可能となっています。

コリー系犬種におけるMDR1遺伝子の変異によるP糖タンパクの欠損や発現低下はP糖タンパクの基質薬剤のイベルメクチンをはじめ、よく使う薬剤ではビンクリスチン、ビンブラスチン、ドキソルビシン、シクロスポリン、デキサメサゾン、ジゴキシンなどがありMDR1遺伝子の変異した犬でこれらの薬剤を使用する際の副作用予測に役立つと考えられます。

犬のリンパ系腫瘍のクローン解析ではリンパ腫がT-cell、B-cellどちらの由来かを調べることができ今後の治療方針や予後がある程度判断できます。またクローナリティーを調べることによりバイオプシーでは診断困難な小球性リンパ腫も診断可能となると思います。

犬の肥満細胞腫においてc-KIT遺伝子変異陽性例ではイマチニブ(グリベック)が著効するとの報告もあります。

などなど、実際の臨床現場においても有用性のあるものも多数あります。他にもPCRを用いた抗原検査なども実施されており、感染症の診断精度が上がると思われます。

国内における遺伝子診断の会社
カホテクノ
ケーナインラボ
DOGGENE
アドテック
米田遺伝子型研究所

人気ブログランキング


診療日記 | 【2007-07-06(Fri) 11:34:56】
Trackback:(0) | Comments:(0)
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する