先日来院した貧血を示すフェレットについてです。
4歳齢のフェレット。
去年末より下痢を繰り返す。
今年に入り体重減少、食欲不振を主訴に他院を受診。
虚脱状態であり脾腫と貧血(HCT10%前半)を指摘される。
造血剤?を処方される。
当院へはセカンドオピニオンとして来院。
当院受診時は元気、食欲の回復傾向が見られた。
当院における検査ではHCT30%台へ改善。
網状赤血球、有核赤血球の増加がみられ再生性貧血を示していた。
自己凝集や血管内溶血は認められず。
エコーにより腹腔内にリンパ節を疑うφ2cm程度の低エコー部位を数箇所認めた。
脾臓は中等度に腫大していたが、被膜および内部エコー像は正常であり、反応性に腫大していると思われた。
以上の所見より同日、FNAおよびアリューシャン病抗体価測定を実施。
FNAでは多数のリンパ球が採取され低エコー部位はリンパ節と判明。
小型のリンパ球がメインを占め、中〜大型のリンパ球は10%程度で反応性過形成と診断されました。
アリューシャン抗体価はモノリスにて3倍未満と報告される。
以上のような各種検査・臨床所見の判断として
下痢を繰り返していたということから何らかの腸疾患によりリンパ節の腫脹が見られたと考えられます。
再生性貧血の原因としては肝臓、脾臓で貪食され血管外溶血によると思われます。
今後の症状・経過によっては腸生検、骨髄検査、脾臓のFNAなども必要になる可能性が少なからずあるかもしれません。
今後の治療は継続して元の病院で行なうため、今後の経過や最終的な診断は不明ですが、フェレットでは比較的よく見られる症例と思われます。
4歳齢のフェレット。
去年末より下痢を繰り返す。
今年に入り体重減少、食欲不振を主訴に他院を受診。
虚脱状態であり脾腫と貧血(HCT10%前半)を指摘される。
造血剤?を処方される。
当院へはセカンドオピニオンとして来院。
当院受診時は元気、食欲の回復傾向が見られた。
当院における検査ではHCT30%台へ改善。
網状赤血球、有核赤血球の増加がみられ再生性貧血を示していた。
自己凝集や血管内溶血は認められず。
エコーにより腹腔内にリンパ節を疑うφ2cm程度の低エコー部位を数箇所認めた。
脾臓は中等度に腫大していたが、被膜および内部エコー像は正常であり、反応性に腫大していると思われた。
以上の所見より同日、FNAおよびアリューシャン病抗体価測定を実施。
FNAでは多数のリンパ球が採取され低エコー部位はリンパ節と判明。
小型のリンパ球がメインを占め、中〜大型のリンパ球は10%程度で反応性過形成と診断されました。
アリューシャン抗体価はモノリスにて3倍未満と報告される。
以上のような各種検査・臨床所見の判断として
下痢を繰り返していたということから何らかの腸疾患によりリンパ節の腫脹が見られたと考えられます。
再生性貧血の原因としては肝臓、脾臓で貪食され血管外溶血によると思われます。
今後の症状・経過によっては腸生検、骨髄検査、脾臓のFNAなども必要になる可能性が少なからずあるかもしれません。
今後の治療は継続して元の病院で行なうため、今後の経過や最終的な診断は不明ですが、フェレットでは比較的よく見られる症例と思われます。
