新年早々のフェレット症例

2007年01月07日
今年最初のエキゾチックの新患症例はフェレットでした。
他院からの転院症例で主訴は去年からの嘔吐、食欲不振、タール便。
経過などの詳細は避けますが、触診、エコーにて胃内異物、特に毛玉が疑われました。
血液検査では中等度の肝酵素の上昇が認められました。
他には軽度脾腫大。

試験開腹を行い胃切開にて毛玉を摘出。
肝臓はびまん性に黄色を呈していたので生検を実施。
脾臓に関しては腫大以外に肉眼的には明らかな異常が認められないため、消化管内異物による反応性の腫大と判断し生検は行なわず。
腹腔内リンパ節の腫脹などは認めませんでした。
十二指腸などの消化管が全体的に軽度充血していました。
膵臓には明らかなマスは認めず。

麻酔の覚醒はやや悪かったですが無事生還しています。

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Comment
はじめまして。札幌でフェレ3歳2匹と暮らしています。1匹が先日、肝臓が悪いと診断されました。薬を出されバイトで飲ませていましたがネットで調べたところ肝臓が悪いコはバイトはダメと知って、、、。フェレットもたくさん診療してるとの病院ですが、本に書いてある程度のコトしか教えてくれませんし、薬もあまり効いていない様なのでこれから心配だなと思っています。今日そのコが嘔吐したのでこれからまた病院に行ってきますが、、、。管理人さんはどちらの病院なのでしょうか?もしよければ診察していただきたく思っております。
アイルさん、はじめまして。

勤務先の病院は公表しておりませんので申し訳ありませんがここではお答えできません。

ちなみに個人的にはネットで調べた情報がすべて正しいとは思っておりません。元の情報は正しくても伝言ゲームみたいに後のほうには正しく伝わっていないケースはよく見ますので。
フェレットバイトに関しても投薬に際して少量使う程度であれば害はないと思います・・・肝機能自体が極度に低下していて肝臓で処理できないのであれば負担がかかるかもしれませんが。

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