臨床検査 Part1

2006年04月19日
□ 一般身体検査
問診を含め、身体全体の視診・触診・聴診などによるチェックを行います。眼・外耳道・口腔内・皮膚・被毛・体表リンパ節・心肺音・四肢・関節・体重・体温のチェック等です。通常の診察では一通り全部行います。フェレットでは腹腔内臓器が他の動物に比べて触診が容易なため念入りに行います。ワクチン接種の時などに胃内異物、脾腫、腹腔内Massなどを偶然発見することもしばしばあります。

□ 血液学的検査
症状によって必要であればCBC・生化学検査・ウィルス検査・ホルモン測定等も行います。ホルモン測定に関しては検査機関がフェレットの標準値をもっているかどうかも問題となります。

□ 糞便検査
手技自体は犬猫と同じです。直接法と浮遊法、状況によっては菌分離、ズダン染色、ヨード染色などを行います。ルーチンとしては直接および浮遊法にてコクシジウム、ジアルジア、細菌叢の確認(カンジダの増殖など)を行います。

□ 尿検査
犬猫の一般臨床においてややもすると軽視されがちな検査ですがフェレットにおいても同様の傾向があると思われます。pHは6.5-7.5、尿比重は1.015-1.035。クレアチニンクリアランスなどのデータはあるようですが尿蛋白/クレアチニン比などの文献はあるのでしょうか?もちろん尿糖、ビリルビン、細菌、結晶、白血球、赤血球、上皮細胞などの有意な増加は臨床的にも意味を成します。

人気ブログランキング
関連記事
スポンサーサイト
Comment

管理者のみに表示