アトピー性皮膚炎の治療とオゾン療法

2014年01月31日
当院でオゾン療法を実施できるようになってから早いもので1年が経ちます。

その間、アトピー性皮膚炎や腫瘍疾患、椎間板ヘルニア、慢性腎不全など様々な疾患に使用してきましたが
今回はその中のアトピーの治療に関して報告したいと思います。

以前の報告では、なかなか治らない犬猫のアトピー性皮膚炎の治療にオゾン療法を行った場合
治療の有効率は約70%と言われており、インターフェロン治療やシクロスポリンの投薬に並んで非常に効果がある治療法です。

その中でも30%程度の子はオゾン療法のみで劇的に効果があるため、驚くほどの改善があります。
そこまでの効果が見られない例では、オゾン療法単独では完全な改善は得られませんが
ステロイドやシクロスポリンなどアトピーの治療に使う薬を減らすことができるので
薬の副作用の軽減や治療効果の相乗作用が得られます。

当院で実際に行った治療の反応率としては過去の報告通りの印象で、オゾン療法単独で劇的な改善が得られる例はやや少ない割合にはなりますが
数年間、ステロイド治療を行っても改善のなかった痒み、脱毛や皮膚のかさぶた、べたついたフケなどが
オゾン療法単独でみるみるうちに改善する例があるのも事実です。

従来の治療法では治療困難な例、ステロイドを使用したくない場合、シクロスポリンなどを使用しているが効果が不完全な場合など
当院ではオゾン療法はアトピー性皮膚炎の治療になくてはならない治療になりました。
今後はどのような子に効きやすいかなど、治療反応に傾向があるのか検討したいと思っております。
関連記事
スポンサーサイト
Comment

管理者のみに表示