フェレットの心疾患

2012年11月29日
フェレットの心臓疾患はたびたび遭遇する疾患です。

過去の報告や成書をみると拡張型心筋症や肥大型心筋症、弁膜疾患(僧帽弁、三尖弁、大動脈弁閉鎖不全)の記載を見ますが
詳細はわかっていないのが現状です。

小さな心臓と早い心拍数のため心臓の超音波検査で詳細に検査をするのが困難なのが理由でしょう。

最近の国内での報告例では、過去の報告とは異なり
拡張型心筋症の症例がおらず、すべての症例で弁膜疾患が確認され、その8割は大動脈弁閉鎖不全だったとの報告例があります。

超音波検査装置の性能の向上と共に、症例数が集まると情報が集積されさまざまなことがわかってくるのでしょう。
今後も心疾患が疑われる症例には犬猫だけでなくフェレットでも積極的に超音波検査(エコー検査)を行う必要があります。


ちなみに心疾患の症状は元気・食欲の低下、体重減少といったどの病気でも起こりうる症状や健康診断で発見される無症状の例、発咳、呼吸困難、腹囲膨満、後肢のふらつきなどといったものまでさまざまな症状を引き起こします。

症状を示さない早期の心疾患もあるので、病気の早期発見のために健康診断は欠かせませんね。
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