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フェレットにおけるネコのFIPに類似した疾患の臨床病理の特徴

2012年04月16日
Vet Pathol. March 2008;45(2):236-246.
Clinicopathologic Features of a Systemic Coronavirus-Associated Disease Resembling Feline Infectious Peritonitis in the Domestic Ferret (Mustela putorius)

いまさらですが、以前からエキゾチックの専門誌でも話題になっていた、ネコのFIP様の疾患についての文献です。
まれに肉芽腫性炎症による腫瘤ができている症例に出会います。
病理検査までなかなか実施できないことが多いので、確定診断までは難しいですが
あまりみない症例のようです。
現状では進行性で予後不良の疾患と考えられます。


2002年から2007年の間に全身性肉芽腫性炎症と診断した23頭のフェレットについて

発病時期は2-36ヶ月齢(平均11ヶ月齢)
一般的な臨床症状は食欲不振、体重減少、下痢、触知可能な腹腔内腫瘤
まれな所見としては後躯麻痺、中枢神経系症状、嘔吐、呼吸促迫
血液生化学検査では軽度貧血、血小板減少、高γグロブリン血症

化膿性肉芽腫性炎症が認められた臓器は
腸間膜・腹膜、リンパ節、脾臓、腎臓、肝臓、肺、小腸、膵臓、胃、脳、副腎

ネココロナウィルス抗体(FIPV3-70)抗体を用いた免疫染色において、全症例陽性を示した。
しかし5例の検体でELISAとPCRによりFIPを調べたが、全て陰性だった。
特殊染色ならびに抗体検査で細菌、抗酸菌、真菌、原虫、アリューシャン病ウィルスはいずれも陰性だった。

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