うさぎの角膜閉鎖症

2011年10月19日
他の動物ではあまり報告はないですが、うさぎさんで比較的見ることの多い角膜閉鎖症についてです。
偽翼状片、結膜過形成などとも言われます。

角膜閉鎖症とは結膜がほぼ全周にわたり伸長して角膜を覆う病気です。
わかりやすい例では下の写真がそうです。

giyokujyouhen.jpg

軽度なものでは、うさぎ自身は不自由なく行動し、結膜炎などを伴わなければ羞明などの症状も起こしません。
角膜の露出がかなり制限される例では視覚異常をきたすこともあります。
そのため通常、軽度な例では何ら不快な症状はないため、治療の必要はないことがほとんどです。

ただし結膜の伸長が重度な場合は、外科的な結膜切除が必要になります。
切除後、再発する例もあるため、手術後にステロイドやシクロスポリンの点眼を行うと再発防止に有効との報告もありますが
結膜の伸長以外に症状のない軽症例では、現時点ではあまり積極的な治療は行なわないことが多いようです。

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