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フェレットの前立腺疾患

2011年10月11日
3歳以降のフェレットでは副腎疾患の発症が多いですが
今回は副腎疾患に併発する病気の前立腺の腫大、前立腺嚢胞についてです。
副腎疾患について詳しくは当ブログの「フェレットの副腎疾患」を参照してください。

オスのフェレットでは副腎からの性ホルモンの過剰により前立腺の腫大や嚢胞によって排尿・排便困難が起こります。
完全に尿が出ない尿道閉塞になると命に関わることもあり非常に危険です。
内科治療としてリュープリンやカソデックスの投与により性ホルモンを抑え、症状が改善することもありますが
内科治療だけではどうにもならない場合も存在します。

そういう例では年齢、症状により副腎の摘出の他に、前立腺の手術も併せて実施します。
さまざまな術式がありますが、今回の例では大きくなった前立腺の嚢胞を縫縮する前立腺縫縮術を行いました。

zenritusen02.jpg

大きくなった前立腺嚢胞があります
これが尿道を圧迫し排尿を困難にしているようです。

zenritusen03.jpg

大きな嚢胞を切除し、嚢胞を縫い縮めました。
赤く写っているふくらみは膀胱です。

フェレットの副腎疾患に伴う前立腺疾患は非常に困難な病態ではありますが、状態に合わせ外科治療、内科治療を行なうことにより、維持していくことが出来ます。

最近、おしっこを踏ん張ってしている、便が出づらいなどあるようでしたら、早めに動物病院を受診したほうがいいでしょう。
3歳以降のフェレットでは特に注意してください。

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