うさぎの子宮疾患

2010年12月05日
最近、当院でもウサギの子宮疾患を疑い卵巣・子宮摘出術を行なう例が数多くあります。

子宮疾患は4歳以上のメスウサギに多く発生する病気で繁殖経験に関係なく起こります。最初に見られる症状としては血尿と血液状の膣からの分泌物です。出血は排尿の最後のほうに見られることが多いです。
子宮疾患の原因としては腺癌の発生が多くその他、子宮内膜過形成、ポリープ、子宮蓄膿症、子宮水腫などです。

ウサギはポルフィリン色素を含む尿をすることがあり、まれに赤色の尿をすることがありますが、いつもと変わらない食餌なのに赤色尿が起こったり、続いたりするようなら子宮疾患など生殖器系の問題や泌尿器系の病気も考えられるので病院を受診したほうがいいでしょう。

ある文献では4歳以上のウサギの60%に子宮疾患が発生しているとされています。
つまりメスウサギではこういった子宮の病気が多く発生し、その多くが生命に関わるもののため、当院では若いうちの避妊手術をお薦めしています。

*子宮腺癌の手術写真
sikyu01.jpg

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