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フェレットの脊索腫

2013年05月23日
尾の先にボール状の大きなしこりが出来てしまうことはフェレットにはよく見られます。
それは脊索腫という腫瘍でごく稀に転移することもありますが、通常は生存期間に影響を及ぼすことはありません。

ただ、ゆっくりと着実に大きくなることが多く、ゴルフボール大に大きくなり腫瘍が自壊し
破れてジュクジュクしたり、常に血が出たりして生活の質をとても落とします。
まれに人のこぶし大に巨大化することもあります。

そのため発見時の比較的若く麻酔リスクの少ないうちに切除するのがいいでしょう。
手術は腫瘍から2~3椎体余裕をもって切除します。
そのため手術後は尾は短くなりますが、フェレットの尾椎は18個あるので毛が生えれば見た目に違和感はありません。

chordoma.jpg chordoma01.jpg
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リンパ腫・化学療法とオゾン療法の併用

2013年05月22日
リンパ腫は犬、猫、フェレットでとても発生の多い腫瘍です。
治療には腫瘍の部位、ステージ、細胞の形態などによって治療法を決めますが
抗がん剤を多剤併用した治療を行うことが多いです。

現実的には多剤併用の抗がん剤治療は通院頻度、コスト面から実施できないことも多く
ドキソルビシン(アドリアマイシン)の3週間毎の投与が選ばれることも多いです。
犬では反応率が約80%と高く、良い選択肢とも言えるのですが
フェレットでは反応率が約60%とやや低いため残念な結果になることも多く経験します。

当院では今年からオゾン療法を導入しているため
抗がん剤とオゾン療法の併用により治療効果に改善がみられるのではと考えています。
オゾン療法には化学療法の副作用の軽減や抗がん作用の増強が期待されるためです。

とある日のこと。

2013年05月15日
竹千代1
「くんくんくん・・・」






竹千代2
「くさいのだ!」






失礼ですよ竹千代くん。

犬肥満細胞腫とオゾン療法

2013年05月11日
犬の肥満細胞腫の治療にオゾン療法を実施した例について
その適応について書きたいと思います。

犬の肥満細胞腫は悪性腫瘍ですので、通常は手術で切除するのが第一選択となります。
その中で、手術が実施できない例(手術で取れない場所、心臓が非常に悪い、高齢で体調が悪い、飼い主様の希望など)では
従来では放射線療法やステロイド、抗がん剤などを使用しますが
そもそも体調が悪い例も多く、それらの治療も実施が困難だったりします。
そこで新しい治療としては分子標的薬(イマチニブ)、インターフェロン療法がありますが
薬剤が高価なこともあり体重の大きな犬には適応しづらい面もありました。

そういった場合に当院では第3の治療としてオゾン療法を単独ないしは併用して実施しています。
その中での反応としては腫瘍が縮小、ほぼ消失した例もあれば、ほとんど変化のない例もあります。
今現在、どこまで効果がありそうなのか未知数なところもありますが
犬の肥満細胞腫に対するオゾン療法の適応としては以下があげられると思います。
・従来の治療法が実施できない場合
・従来の治療法で効果がない場合
・手術後の抗がん剤の副作用軽減のために併用
・手術後の再発予防にオゾン療法を単独で

当院では今後も肥満細胞腫に限らず、腫瘍治療にオゾン療法は積極的に実施したいと思っておりますが
忘れてはならないのはオゾン療法はあくまで代替療法であるということです。
通常の治療法で治療可能なものは、できればスタンダードな治療法を行ったほうがいいでしょう。
その上で、上記のような条件に合う場合はオゾン療法は副作用のない治療法として動物たちの状態改善に役立ってくれるでしょう。

腫瘍症例にはさまざまな治療法があります。
当院では腫瘍症例に対するさまざまな知識と経験を生かし
標準的な治療法から最新の治療、代替医療までご提案と治療ができますので
腫瘍、がん治療でお困りでしたら、あつき動物病院までご相談ください。
飼い主様の不安な気持ちを少しでも和らげることができると思います。
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