フィラリア予防

2011年06月16日
今年もフィラリア症の予防シーズンがやってまいりました。
札幌近郊ではフィラリア症の予防時期は主に6月上旬から11月上旬です。
主な予防対象は犬、フェレットです。

フィラリア症とは白く細長い寄生虫(長さが15~30cmもあります)が心臓(主に肺動脈)に寄生する疾患です。
症状としては食欲の低下から咳、運動を嫌がる、失神、呼吸困難などのほか、肝臓、腎臓障害も併発し腹水が貯まります。

症状の重症度は主に心臓の大きさと感染親虫の数に左右されるため、心臓の小さい小型犬やフェレットではごく少数の感染によっても重篤な症状を引き起こすことがあります。

治療法もありますが重篤な例が多く困難なため、予防が大切な疾患です。


フィラリアの予防薬は錠剤

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おやつタイプ

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スポットタイプなどがあります。

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どのタイプもフィラリアの予防効果に違いはありませんが、それぞれフィラリア予防の他に付加価値が付いているものもあるため、その子に合わせたものを選ぶといいでしょう。
ちなみにフェレットでは錠剤の投与は難しいことが多いので散剤で処方する事が多いです。

フィラリアの予防薬は感染子虫を駆虫する薬なので、血液中に親虫から生まれたミクロフィラリアが多数いる場合は、これも駆虫するため動物の具合が悪くなり、症状が重いと死に至ることもあります。
そのため去年の予防の有無に関わらず、フィラリアの予防薬を投与する前には毎年、フィラリアに感染していないことを確かめる検査が必要です。

ただし、フェレットでは1匹でも寄生すると心臓のサイズより重度な症状を起こすことがほとんどであり、また少数の寄生例では親虫を検出する抗原検査やミクロフィラリアの検査を行なっても検出感度が低いため、健康な状態のフェレットではその事情をご理解いただいた上で検査なしで処方することが多いです。



ということで、愛犬「サンデーくん」にはおやつタイプを。


この目の輝き!!一瞬で食べてしまいました。
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次に竹千代くん。

竹千代にはスポットタイプを使ってみました。



彼のご機嫌をとりつつ・・・
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首根っこにピュッと投薬。
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思ったより大人しくしてくれて、投薬はすぐ完了しました!

あとは月に一回忘れないようにしなくては・・・
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