腫瘍認定医

2007年09月28日
来年、日本獣医がん研究会の獣医腫瘍科認定医2種を受ける予定なのでその勉強を始めているのですが、合格率が20%前後。
合格率が中途半端に低くもなく、高くもなく落ちたらショックを受けそうな感じです。
仕事から帰った後にしっかりと勉強するのは少し大変で、高いモチベーションが必要です。

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フェレットの慢性下痢の1症例

2007年09月02日
1ヶ月前からの下痢と数日前からの嘔吐を主訴に来院。
一般状態は良好で身体検査、X-P、BTは異常認めず。
Echoにてφ1.数cmの低エコー病変が散在、消化管壁の肥厚を認める。
低エコー病変のFNAにてリンパ節の過形成と思われる所見を得る。

DDx)IBDなど何らかの慢性腸疾患、消化管型リンパ腫、腺癌

特にリンパ腫、腺癌など腫瘍性病変が疑われたが、内科的な治療方針を望まれていたため、クロマイ、ガスター、タケプロン内服にて様子を見る。
1週間後、下痢嘔吐は治まるが、エコー所見は変わらず、内服をやめると症状の再発をみる。
検査所見、経過より腫瘍性病変および炎症性腸疾患診断のため試験開腹による生検を薦めるが内服のみを希望されたため現在は対症療法で経過観察となりました。

生検にて確定診断できれば、今後の治療方針も決まりそうなのですが残念なところです。
フェレット用に使えるような細い内視鏡があれば、また少し違うのかもしれませんが、今回の症例は内視鏡よりも開腹による消化管全層生検およびリンパ節生検が診断には重要と思われます。

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