チンチラの痙攣発作

2007年02月28日
てんかん様発作を起こしているチンチラが来院するはずだったのですが来院せず。せっかくなので今回はチンチラの発作についてです。

てんかん様発作のアプローチの仕方は犬猫と同様に内臓疾患、代謝性疾患、心疾患を除外しますが小動物だけあってその除外も難しいことが多いです。
神経学的検査もより困難です。

チンチラのような小動物ですと腸閉塞や尿路結石でもてんかん発作のような症状を見せてもおかしくありません。

チンチラに報告されているものとしては鉛中毒、熱中症の他、リステリア症、リンパ性脈絡膜髄膜炎、アライグマ回虫による脳脊髄線虫症(非常に稀)による脳炎があります。

除外診断を行なった上で、中枢性疾患によるてんかん様発作が考えられるならば、犬猫で使用されている抗てんかん薬を犬猫の薬用量で投与を検討します。
チンチラにおける薬用量は確立されていません。

チンチラなどの小動物における中枢性疾患の診断・治療は非常に困難と言わざるを得ません。

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