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モルモットの足底潰瘍

2007年04月21日
自宅で飼っているモルモットがついに足底潰瘍になってしまいました。
ケージの環境としては床が金網で放し飼いにはしていないため教科書的にはなりやすい環境といえば環境なのですが、牧草や休める敷物なども敷いているため、床の汚れも少なく最高の環境だと思っていたのですが。。。



うさぎと異なりモルモットは前肢に起こりやすいのですが、今回のうちのモルモットも定石通り前肢に起こってしまいました。

まずは治療として牧草をたっぷりと敷き、足に負担のかかり難い環境にし、バイトリル、塩化リゾチームの内服を1週間行ないました。

1週間経っても腫れや皮膚の変色自体は変化なかったが、腫れが波動感を伴ってきて自壊部より少量排膿しました。
しかしそれでも腫れ自体にほとんど変化がないため、クロラムフェニコールとプレドニゾロンを内服に追加して、今日が2日目です。
今現在はステロイドによって変わった感じはありません。腫れ自体も一般状態も。

本来であれば、レントゲンによって骨病変の確認と膿の培養検査で感受性試験を行なう必要があるのでしょうが、如何せん自分の病院ではないし患者として掛っているわけでもないのであまり勝手なことはできないので数日はステロイドの反応をみるしかありません。

何とか治ってくれるのか。また変化があれば報告したいと思います。

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モルモットの潰瘍性足底皮膚炎

2006年08月29日
うさぎと異なりモルモットの場合は後肢の中足骨以外にも前肢の中指骨にも好発する。
肢底部は肥厚、発赤、潰瘍がみられ、重症例では病変部が丸く腫大し膿瘍や関節炎、骨髄炎を引き起こすこともある。
疼痛によって頻繁に鳴き、動くのを嫌がる。

□ 原因
・硬い床のケージ
・不衛生な床
・小さいゲージによる運動不足
・肥満
など

□ 治療アプローチ
レントゲンは必ず撮影し骨病変のないことを確認する。

治療期間中のケージの床環境の改善としてタオル、その上にペットシーツを敷く。うさぎほどはペットシーツを食べない個体が多いようです。
モルモットは排泄量が多いのでシーツがある程度汚れてきたら1日に数回交換します。
骨病変のない軽症例では抗生物質の全身投与と病変部に応じてドレッシング材を用いた局所治療を行ないます。
治癒するまで2?3ヶ月かかる場合が多いです。

関節炎のある症例では完治が難しく、片脚の骨吸収像の進行する重症例では断脚も検討します。

普段の診療から良く起こる病気として予防法をクライアントエデュケーションを行なう必要がある疾病の1つだと思います。
以下は実際に自分で飼っているモルに実施している予防の例です。

・金網ケージ(いろいろ意見はあると思いますがモルモットは排泄量が多いため、糞尿が下に落ちる金網は衛生面や掃除の手間などを考えると個人的にはおすすめです)
・小さなスノコや「わらっこ倶楽部のうさぎの座ぶとん」などモルモットが休める場所の設置
・床に牧草を敷き詰める
・1日に最低2回の掃除
・運動可能なやや大き目のケージ
・体重管理

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